日本文化にみられる心理的な歪み TVドラマに抱く違和感  (1/3ページ)

 日本のTVドラマを見ていて不思議に思うことがよくある。

 かなり気取った友人との集まりでも、ソファの下に座って低いテーブルに料理を並べている風景だ。雑談しながら赤ワインをグラスで飲む。

 画面を眺めながら「あっちのダイニングのテーブル使えばいいじゃない」とぼくは思う。

 東京周辺の平均的な家庭に応接セット(2つの1人掛けソファ+3人掛けソファ+テーブル)が普及したのは1960~70年代と記憶しているが、最初の頃、応接セットは「応接間」と呼ばれる空間に置かれていることが多かった。客人を迎えるスペースであり、紅茶やケーキをつまむ程度の場であった。

 少なくても食事をする場ではなかった。

 それがいつの頃からか分からないが、喫茶店の低いテーブルで食事をする習慣が家庭内に持ち込まれたのか、ソファに座りながらの食習慣が普及しはじめた。TVを見ながらファーストフードを食べる以上の「まともな」料理においても。

 当初、決してオシャレな風景ではなかったはずだ。が、現在、仲間とワインを飲みながらカジュアルに付き合うシンボルとして、ソファに座るのではなくソファの下に座って楽しむシーンがTVドラマで多用されている。

これは相当にいびつな生活様式ではないか。

ソファの下に座ることがトレンディ?

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