【江藤詩文の世界鉄道旅】すごいぞ中国! ファーストクラスのお・も・て・な・し 中国高速鉄道(3) (1/2ページ)

2017.2.26 18:00

私が座ったのは「商務座(ビジネスクラス)」の1-2の配席のひとり側の最前列
私が座ったのは「商務座(ビジネスクラス)」の1-2の配席のひとり側の最前列【拡大】

  • ベッドモードにセッティング。読書灯もある
  • 意外に微調整が効く電動ボタン。好みの角度にセッティングできる
  • プライバシーを守るシェル型デザイン
  • 車内販売では限定品という制服を着た人形が目を引いた

 中国高速鉄道の最上位座席である「商務座(ビジネスクラス)」は、そのシートのすばらしさで鉄道ファンの話題を集めた。通路を挟んで右が1席、左が2席。プライバシーに配慮して、背もたれはシェル型になっている。ちなみに一等車は通路を挟んで2席ずつで横一列に4席、二等車は通路を挟んで2席と3席で横一列に5席が並ぶ。

 壁際のシートポケットには車内誌とシート操作の説明書きがセットされていて、出発するとすぐにスリッパ、まくら、ブランケットが配られる。ベッドモードにすればもちろんフルフラット。電動ボタン式で操作性がよく、背もたれやフットレストは調節もできる。

 身長171cmの私が悠々と全身を伸ばせる広さに旅気分が盛り上がる。さ、車窓の風景のお供にまずはビール、ビール。もちろん事態は想定済みだ。ビールは中国語で「●酒(ピージュウ)」。くだんのメモにもちゃんと書き留めてある。話は前後するが、「商務座」には一車両にひとり専属の車掌が配置されている。見ていると乗客の世話をするバトラー的な役割を果たしているようだ。

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