厚労省、地方への医師呼び込み 若手対象、週4日勤務制も

 厚生労働省が来年度から、医師不足に悩む地方で働く若手医師を対象に、勤務環境の改善に乗り出すことが23日までに、関係者への取材で分かった。

 週4日制など柔軟な勤務体系やテレビ電話での診療支援などを進める。「働き方」を改善し、地方に若手を呼び込み、地域間の医師偏在を解消するのが狙いだ。

 国公立の医療機関だけでなく、民間で働く医師も対象。都道府県などによる環境整備を後押しするため、来年度予算案の概算要求に8億円を盛り込む。

 地方で働いてもいいという医師は一定数いるものの、人手不足で休みが取りにくいことや、希望する仕事ができないといった労働環境の厳しさやキャリア形成の難しさなどが地方定着を阻んでいるとみられる。

 新たな事業では、若手医師が休暇や自己研鑽(けんさん)のための時間を確保できるようにするため、週4日勤務制を導入したり、非勤務日をカバーする代替医師を派遣したりする自治体の取り組みを支援。テレビ電話を活用し、遠隔地からアドバイスを受けられるような仕組みも想定している。

 地方で一定期間働くことを条件に、医学部在学中の奨学金の返済を免除される「地域枠」制度を利用した若手や自ら地方勤務を選択した医師も対象になる。

 厚労省は、医療機関が医師不足地域にベテランの指導医を派遣する際に、旅費や代替医師の雇用にかかる費用を援助する事業も実施する予定だ。

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