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【にほんのものづくり物語】広島レモン (1/4ページ)

2013.10.12 19:00

 ≪伝統に培われた技を新しい発想に生かすと「ものづくり」の可能性が広がる≫

 健康や美容に関わりの深い栄養素ビタミンC。その代表格ともいえるレモンは、輸入品のイメージが強いのですが、新鮮で安全な国産レモンが、今注目を浴びています。中でも生産量1位を誇るのは瀬戸内の温暖な気候に恵まれた広島県です。

 今回は全国でも2カ所しかない果実専門農協であるJA広島果実連で広島レモンの普及に精力的に取り組んでいる下岡正さんを訪ねました。

 国産レモンの歴史は、1898(明治31)年、広島県呉市豊町にネーブルに混ざって運ばれた3本の苗木から始まりました。当時、船乗りたちから地元の農家に食べ方が伝えられ、紅茶にレモンを添えたりもされていたようです。

 広島県では、1924(大正13)年に11ヘクタールだったレモンの作付面積が53(昭和28)年には倍増、その後も生産量は増加し、日本一のレモン生産県となりました。64(昭和39)年のレモンの輸入自由化で価格競争の波にのまれ、一時は衰退しましたが、昭和50年代、輸入レモンの防かび剤が問題化すると、再び安全な国産レモンが注目されるようになり、生協ルートを通じて販売されるようになりました。

「エメラルドグリーンの宝石」ともいわれるハウスレモン

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