フジテレビ系のドラマ「ラストシンデレラ」で主人公の篠原涼子さんが座ってビールを飲んでいた「ハウソファー」(6万8000円)。長さ1.5メートル、奥行き72.5センチ、高さ72センチで、男性が座っても余裕のゆったりした座り心地が魅力だ【拡大】
【Room’s】
京都市の中心部、阪急電車の烏丸(からすま)駅から北西に徒歩約5分。町家が点在し、京都らしい風情を醸す一角に、今年8月1日オープンしたインテリアショップが「Re:CENO(リセノ) Products & Stories」だ。2008年にオンラインショップとしてスタート。好調ぶりを受けてオープンした初の実店舗がこのお店なのだが、北欧のおしゃれ家具類と観葉植物、ポスターなどをリーズナブルな価格で“トータルコーディネート”できるとあって、京都のおしゃれ家具好きの女子の人気を集めている。
店内に入ってまず驚くのは、約130平方メートルという奥行きある広々とした店内に、しゃれた家具や小物類が“自分の部屋に置いたら、こんなふうになるのか”と想像しやすいように、うまく展示してあることだ。顧客目線かつビジュアル重視の姿勢がうかがえる。
実店舗で認知度アップ
このお店の店長で、運営元のインテリア総合プロデュース業「フレーバー」(京都市中京区)の中村由美子取締役(38)は、OLとして働いたあと「デザイン関係の仕事がしたい」とOLを辞め、専門学校に。その後、大阪のホームページ制作会社に勤務したが、そこで「フレーバー」の山本哲也代表取締役(34)と知り合った。