米バージニア州下院本会議は2月6日、「日本海」と記載されている州内の公立学校の教科書に、「東海」を併記する法案を賛成81、反対15で可決した。これにより全米初の「東海」併記法案の成立が確定的となった。また、成立をまって韓国系団体が、バージニア州北部に「慰安婦」像を建設する計画であることも明らかになった。
可決後、法案の仕掛け人である韓国系団体「韓国系アメリカ人の声」のピーター・キム会長と、法案推進派の議員らは記者会見で、「今日はバージニアの歴史において重要な日だ。偉大な勝利だ」と宣言した。
可決されたのは下院提出の法案で今後、上院に送付され本会議での可決を経て成立する。これとは別に、上院提出の法案も上院を通過しており、成立には下院本会議での可決が必要だ。
だが、2法案は同じ内容であり、今後の両院での議員の投票行動は、賛成多数のまま踏襲されることが確実。このため6日で事実上、勝敗が決した形だ。