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【取材最前線】四大大会制覇を1面トップで (1/2ページ)

2015.2.9 15:10

全米オープン男子シングルスで、難敵、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出を決め、跳び上がって喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)=2014年9月6日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)

全米オープン男子シングルスで、難敵、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出を決め、跳び上がって喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)=2014年9月6日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)【拡大】

  • 小学校の卒業文集で綴った作文、「ぼくの夢」(錦織圭)=2002年3月(共同)

 「なんだかんだ言っても、テニスは1面トップにいかないでしょう」。10年ほど前、産経新聞社の最終面接で幹部役員は表情を変えず淡々と話した。小学校からテニスを続け、大学ではスポーツ科学を専攻していたこともあり、スポーツ記者になりたかった。世界で勝てる選手の不在を指摘され、何か言い返さなければと必死だった記憶がある。

 「現役を引退した松岡修造さんや伊達公子さんが全国の若手を育てています。5年後、10年後には、世界で活躍する選手が出てくるんじゃないでしょうか」。入社後は、いつの間にか「抜いた」「抜かれた」の事件取材にのめり込んでいたこともあり、昨年9月の全米オープンは久しぶりのスポーツ関連の取材だった。

 錦織圭(にしこり・けい)は幼少時代、松岡氏に指導を受け、ソニー元副社長で日本テニス協会元会長の盛田正明氏が2000年に創設した「盛田正明テニス・ファンド(MMTF)」の支援で渡米。世界のトップに仲間入りした今も、フロリダ州のIMGアカデミーに拠点を置いている。

 MMTFで専属コーチを務める山中夏雄氏に錦織の歩みを取材した。錦織が07年にプロ転向するまでの3年間、IMGで生活支援や技術指導に当たった山中氏とは、学生時代から面識があったことで会話が弾んだ。

「歴史的偉業」として1面トップに

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