サイトマップ RSS

社会起業家の資金需要に応える SB支援融資プログラム「CHANGE」 (1/4ページ)

2015.2.13 11:25

新たなベジタリアンメニューの開発を行うみんなのごはんの代表、岩溪さん(左奥)ら。ソーシャルビジネス支援融資プログラム「CHANGE」では融資先の企業と定期的に会議を重ね、円滑に事業成長できるようなサポートを行っている=2015年1月27日(日本財団撮影)

新たなベジタリアンメニューの開発を行うみんなのごはんの代表、岩溪さん(左奥)ら。ソーシャルビジネス支援融資プログラム「CHANGE」では融資先の企業と定期的に会議を重ね、円滑に事業成長できるようなサポートを行っている=2015年1月27日(日本財団撮影)【拡大】

 【ソーシャル・イノベーションの現場から】

 「アレルギー、ハラル、ベジタリアン…。2020年までにどの飲食店でも、こうした問題に配慮した“スペシャルミール”と呼ばれる料理が一品でも提供されている社会にしたい」

 こう話すのは、みんなのごはん代表取締役の岩溪寛司(いわたに・かんじ)さんだ。14年7月に設立されたこの会社では、「すべての食を自由にしよう」をモットーに、アレルギーやハラル(イスラム教で食べることが許された食品)などに対応した食材とレシピの開発を行っている。

 岩溪さんは「単なる啓蒙活動や慈善事業ではなく、ビジネスの文脈の中で食の不自由さを感じている人たちへの解決策として、スペシャルミールを提供したかった」と、会社設立の意図を語る。

 金融機関の理解得られず

 みんなのごはんのように、ビジネスの手法を取り入れながら社会課題を解決しようとする「ソーシャルビジネス」(SB)への注目が高まり、SBに取り組む「社会起業家」という言葉もよく聞かれるようになってきた。しかし、社会課題の解決と収益性を両立させ、ビジネスとして軌道に乗せることは容易ではない。特に事業規模を拡大するための資金調達はSBにとって大きなハードルになっている。

「業界を変える先駆者に」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ