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年も重ねて意地悪になったから引き受けた 映画「イントゥ・ザ・ウッズ」で魔女役 メリル・ストリープさんに聞く (1/2ページ)

2015.3.13 13:35

会見前に撮影に応じたメリル・ストリープさん=2015年3月5日、東京都港区(今井正人撮影)

会見前に撮影に応じたメリル・ストリープさん=2015年3月5日、東京都港区(今井正人撮影)【拡大】

 米アカデミー賞のノミネート回数を史上最多19へとまた一つ記録を更新した米女優、メリル・ストリープ(65)は5日、東京都内で開催されたディズニー映画「イントゥ・ザ・ウッズ」(ロブ・マーシャル監督)のプロモーション会見に臨んだ。初めて魔女役に挑んだストリープは「過去にも魔女役のオファーはあったけれど、当時の私は若くていい人過ぎたのね。でも、今は年も重ねて意地悪になったから引き受けたのよ」とジョークを交えながら、楽しそうに新境地を振り返った。

 作品は人気ブロードウェーミュージカルを映画化したもので、「ジャックと豆の木」「シンデレラ」「赤ずきん」といったおとぎ話の主人公たちの後日譚(たん)が描かれている。先のアカデミー賞ではストリープの助演女優賞をはじめ計3部門にノミネートされた。

 ストリープは自身の役どころを「物語の主人公たちは自分の願いごとが強い人ばかりで、魔女は娘を愛し決して失いたくない人」と分析したうえで、「『幸せになってほしいけれど、安全でもいてほしい』という、彼女の過保護な愛情に共感できたんです」と語った。

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