サイトマップ RSS

【党首討論】首相「戦争に巻き込まれない」 民主岡田氏と一方通行の主張合戦 (1/4ページ)

2015.5.21 08:00

今国会初の党首討論で、民主党の岡田克也代表(左手前)の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相=2015年5月20日午後、国会(斎藤良雄撮影)

今国会初の党首討論で、民主党の岡田克也代表(左手前)の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相=2015年5月20日午後、国会(斎藤良雄撮影)【拡大】

 安倍晋三首相(60)は20日、今国会初の党首討論に臨み、政府が国会提出した安全保障関連法案などをめぐり民主党の岡田克也代表(61)ら野党3党首と論戦を繰り広げた。首相は新たな安保法制に関し「一般に海外派兵は許されていない。武力の行使、戦闘行為を目的として海外の領土、領海に入ることは許されない」と述べ、自衛隊の海外活動の拡大に理解を求めた。

 首相は、岡田氏の「安保法制の見直しで平和憲法が揺らぐのではという不安が国民の中にある」との指摘に対し、従来の安保法制では「(他国軍への)後方支援で自衛隊が機敏に活動できない」と説明。「戦闘に巻き込まれることがないような地域をしっかり選ぶのは当然だ」と語った。

 「米国の戦争に巻き込まれる」との批判には「日本の意思に反して戦闘行動に巻き込まれることがないのは当たり前のことだ。あり得ない」と反論した。

 また、維新の党の松野頼久代表(54)は拙速な法案審議を戒め、今国会成立にこだわらない対応を要求。改憲には「胸襟を開いて話し合おう。首相も戦後70年の節目に堂々と(方向性を)出してほしい」と積極的な姿勢を示した。これに対して首相は「決めるべきは決め、やるべき立法は作っていくという姿勢が大切だ」と述べ、今国会成立に意欲を示した。

国民に問題点訴え

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ