「キャプテン・アメリカ」「アイアンマン」「マイティ・ソー」-といった米マーベルコミック原作の人気作品からヒーローたちが飛び出し、一致団結して悪の組織に戦いを挑む夢のオールスター「アベンジャーズ」シリーズの続編「エイジ・オブ・ウルトロン」(ジョス・ウェドン監督兼脚本)。大勢の人々を犠牲にしてまで貫かれる正義とは一体何か?と難しい問いを投げかける本作に、特殊能力の使い手に扮(ふん)した若手実力派、エリザベス・オルセン(26)が真正面から挑んだ。
作品の規模考えず
世界中で大ヒットした超大作の第2弾への出演が決まったからといって、とりわけ何かをしようと意気込むことはなかったそうだ。「まず、作品の規模など考えないようにすることが重要だと思いました。超大作への出演を脅威に感じてしまうといけませんからね。役作りでは他の小規模な作品に臨むのと何ら変わらないアプローチをあえてしました」。むしろオルセンの思いは、世界中にいるアベンジャーズファンと、彼らが愛するヒーローたちに失礼とならないようなパフォーマンスを俳優として披露することにあったという。