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【清水直行のベースボール・ライフ in NZ】仲間へ掛け声 ラグビー精神のように (1/4ページ)

2015.9.14 07:00

ニュージーランドのクラブチームの練習。地道に「掛け声」から指導している=2015年、ニュージーランド・オークランド(清水直行さん提供)

ニュージーランドのクラブチームの練習。地道に「掛け声」から指導している=2015年、ニュージーランド・オークランド(清水直行さん提供)【拡大】

  • ニュージーランド野球連盟への支援発表の場で、ロッテの林信平球団本部長(左)からボールを受け取る清水直行さん=2015年1月5日、千葉県千葉市美浜区のQVCマリンフィールド(清水直行さん提供)

 幼少時から野球少年だった私には、泥臭いプレーが染みついている。汗にまみれ、歯を食いしばった鍛錬の先に勝利がある-。指導者たちからそんな言葉をかけられ続け、必死に前を向いてきた。そんな日本流の「野球」とは違い、ニュージーランドで「ベースボール」は随分とクールなスポーツだととらえられている。

 オークランドで12~15歳の子供たちがプレーするクラブチームで定期的に指導している。ニュージーランドでは、ビッグクラブの一つといえる。初めてニュージーランドに行ったとき、通訳をしてくれた日本人女性が、クラブの代表の奥さんだった縁からだ。

 練習はスタートから違和感に襲われる。キャッチボールをする子供たちが、ノックを受ける子供たちが、とにかく静かなのだ。日本の原風景のような掛け声がないからだ。バットを構え、投手を務める私に「お願いしまーす」の声もない。ニュージーランドに来て、日本の根性野球を押しつけるつもりはない。むしろ無駄な声だしは不要だと考えている。

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