サッカーの欧州各リーグは11月29日、各地で行われ、ドイツ1部でドルトムントの香川真司(26)はホームでのシュツットガルト戦に中盤で先発したが、後半15分に退いた。チームは4-1で大勝した。
香川の表情は晴れなかった。好機に絡めず、「試合に入れていなかった。やっていても全然イメージがわかなかった」と声を落とした。
連戦を考慮したトゥヘル監督は敵地のロシアで行われた26日の欧州リーグ、クラスノダール戦に香川を帯同させなかった。「しっかり疲労は回復できた」と体調面は問題ないはずだったが、プレーに躍動感が出てこない。本人も「集中できていない」と首をひねる。
同じポジションができるカストロが先制点を挙げるなど好調。開幕から確保してきた定位置も安泰とは言い切れない。香川は「体のコンディションとメンタルと、もう一回しっかり調整したい」と気持ちを切り替えるように言った。(共同/SANKEI EXPRESS)