アジアツアーを兼ねた男子ゴルフの日本ツアー第2戦、レオパレス21ミャンマー・オープンが4日、ミャンマー・ヤンゴンのロイヤルミンガラドン・クラブ(7218ヤード、パー72)で開幕し、朝にスタートした組ではダニー・チア(マレーシア)が65の好スコアをマークし、1打差の66で矢野東(あずま)が続いた。宮里優作、藤本佳則、山岡成稔(なるとし)、太田直己らが68で回った。
38歳の矢野が8つのバーディーを積み重ねて好スタートを切った。「たまたま」と謙遜しつつも「状態は悪くない。あとはしっかりコース状態と向き合えれば」と手応えを口にする。
ゴルフが盛んではない国のコースは整備が行き届いておらず「グリーンは全ホール硬さ、速さが違う。フェアウエーもそう」。いいと思ったショットでもうまくいかない難しさがあるが「欲を出すと心が折れる。適当が一番」という心構えが功を奏した。8季ぶりのツアー4勝目なるか。「あと3日間。やはり優勝したいし、上位で戦いたい」と気を引き締めた。(共同/SANKEI EXPRESS)