橋下市長「原発止まって明日あさって死ぬわけではない」 大飯再稼働に反対

2012.4.2 11:08

 1日の大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議で、橋下徹市長は大飯原発3、4号機の再稼働について報道陣に対し「ストレステストの1次評価だけでは全く無理。電力がどれだけ必要なのか、足りていないのかがはっきりしていない」と述べ、現状では反対する意向を改めて示した。

 橋下市長は「(関電管内の)原発が止まっている状況でも、明日あさって関西の府県民が全員死ぬわけではない。ピーク時にちょっと我慢して、乗り越えていけなければならない」と語った。

 一方、1日の会議では、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也特別顧問と、古賀茂明特別顧問の両委員が、それぞれ「再稼働の8条件」を提示。大阪府域も対象となる大飯原発から80~100キロ圏内について、住民同意を得て自治体と安全協定を締結すること-などを条件にすることを盛り込んだ。

 これについて、松井一郎知事は報道陣に対し「大阪の地元合意は、そもそも法的に担保されているわけではないので再稼働の条件にはならないと思う。条件をつけるだけの科学的、技術的根拠に基づく力が府庁にはない」と述べ、否定的な見解を示した。