インド西部グジャラート州で、太陽光発電施設「グジャラート・ソーラーパーク」が4月19日に開業した。現地紙エコノミック・タイムズなどによると、開業時の発電能力は21万4000キロワットで、中国西部青海省ゴルムドの太陽光発電施設の20万キロワットを上回ってアジア地域で最大規模となる。今後も拡張を続け、最終的な発電能力は60万キロワットに達する見込みだ。
同国では急速に進む工業化によって大気汚染など環境悪化が進んでおり、米エール大学などが今年発表した環境調査の結果でも132カ国・地域中125位(2年前の前回は123位)にランクされた。
また、慢性的な電力不足にも悩まされており、停電が頻発しているほか、総人口約12億5000万人のうち24%に当たる約3億人が電気のない環境で生活しているとも言われている。
インド政府はこうした問題を解決するため、環境に配慮した再生可能エネルギーによる発電を重視し、中でも気候条件などから太陽光発電に注目した。現在は90万キロワットの太陽光発電による発電能力を2020年までに2000万キロワットに引き上げる野心的な計画を策定し、投資呼び込みなどを続けている。