竹島上陸、天皇陛下へ謝罪要求…
尖閣諸島、竹島をめぐって、日韓、日中関係が厄介なことになってきた。韓国の李明博大統領は、竹島上陸、天皇陛下の謝罪要求、首相親書の返送と、日本への“挑発”に余念がない。日本政府は「考えられない非礼」と怒り心頭だが、いくら日本批判が人気回復に手っ取り早いといっても、常軌を逸している。こと日本となると、韓国人は個人のレベルでもヒステリックになることがままある。不快な思いをした日本人も少なくないだろう。韓国は今や経済協力開発機構(OECD)のメンバーでもある大国だ。それにふさわしい“大人”の行動をとってほしいと思うのだが。
個人的な、しかも狭い交際範囲の話を誤解を恐れず紹介するのをお許しいただきたい。いずれも米国在勤時のことだ。
米の人権団体が贈る賞の授賞式に招かれた。受賞者の一人で、旧慰安婦の救済に奔走してきた韓国人女性人権活動家を紹介された。挨拶のあと雑談になったが、慰安婦の強制連行に関する日本国内の議論に触れたのが気に障ったようだ。「自ら望んで慰安婦になった人などいるわけがない。脅迫、誘拐された人ばかりです。記者という一応世間に認められた職業の人が、何と馬鹿なことを」と万座の中でやられた。