インドネシアの新車販売が好調を維持している。インドネシア自動車製造業者協会によると、今年1~3月期の販売台数は前年同期比18%増の29万5912台だった。
関係者からは、今年の同協会の年間販売目標120万台を突破し、過去最高(2012年の111万6230台)を更新するとの予想が早くも出始めている。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。
同国では今年1月に自動車ローン規制の強化や最低賃金引き上げなどがあり、新車販売に不利な要素となるとみられていた。
このため各社は新モデル投入などで販売を強化。これが奏功し、二輪車や中古車から新車に乗り換える消費者が増えた。