昨年1年間に世界で新たに導入された再生可能エネルギー設備の発電能力は1億1500万キロワットに達し、過去最大を記録した。エネルギーの専門家らでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、本部ドイツ)の調査で分かった。
100万キロワット級原発100基分以上に相当し、12年に新たに導入されたすべての発電設備の半分を超える量だという。
日本は、太陽光発電が拡大傾向にあるものの、国別の比較では12年の導入量は5位。風力発電はトップ10圏外で、低迷が続いている。
REN21によると、世界の再生可能エネルギー設備の総発電能力は1年間で8.5%増えて14億7000万キロワットに達した。中国がトップで、米国、ドイツが続く。
風力発電の総発電能力は19%増えて2億8300万キロワットに達し、太陽光発電も41%増えて1億キロワットの大台に乗った。太陽熱を利用して発電や給湯、冷暖房を行う施設も各国で増えている。
バイオマスや水力を含めると昨年は世界のエネルギー消費の19%が再生可能エネルギーで、原子力の2.8%を大きく上回った。