自民党税制調査会(野田毅会長)は5日、年収1000万円を超すサラリーマンの給与所得控除の縮小を検討していることを明らかにした。
年収の一部を「必要経費」とみなして課税対象から差し引く控除額の上限について「1000万円超で220万円」「1200万円超で230万円」の2案のいずれかで調整する。2014年度税制改正大綱への盛り込みを目指すが、与党内でも賛否が分かれており、適用されるかは不透明だ。
対象者は約172万人で、所得税や住民税が増税になる。現在、年収1500万円超のサラリーマンには一律で245万円の控除が認められており、年収基準を1000万円超か1200万円に引き下げた上で控除額を減らす。