北京家居(家具・インテリア)業協会はこのほど、同協会内に木製品委員会を設置したと発表した。家具やシステムキッチン、ドア・窓、床板などの木製品の分野で、これらの生産企業への専門サービスを強化し、ブランド力を高めていく計画。
同協会の汪林朋会長は「委員会ができたことで、業界が力を合わせていくのに有利になる。協会は、より多くの北京の家具・インテリアブランドの国外進出や、国際的な先進デザインの学習、ブランドイメージ向上を推進していく」との考えを示した。
家具メーカー、強力家具集団の張福才董事長によると、数多くの企業がすでにイタリアのミラノ、ドイツ・ケルンなどでデザインの勉強を始めているが、中国の家具・インテリアブランドは、デザインのレベル向上のスピードが十分ではないという。
張董事長は「木製品委員会は、企業に多くの学習や交流の機会をもたらすことができる。わが社もこの機会を借りて、より多くの国際的なデザイナーを呼びこんでいきたい」と語った。
また同委員会では、企業や製品のブランド、デザイン、品質、サービスなどの方面で付加価値を引き上げることを追求、木製品企業のイノベーション能力や競争力を高めるという。(新京報=中国新聞社)