スマートフォン向けにゲームを提供する企業の時価総額が急拡大している。ゲームがヒットすれば、一定期間は課金収入を安定的に得られるため、新たな成長分野として注目され、株価が上昇しているからだ。若い世代になじみのあるサービスでもあり、個人投資家が活発に売買している。
22日終値でみると、スマホ向けゲーム「モンスターストライク」を提供しているミクシィの時価総額は4775億円。同社の時価総額は、2012年に運営する交流サイトの不振で数百億円まで下がっていたが、ゲームのヒットで復活。12年12月に上場したコロプラの時価総額は5509億円に拡大している。
スマホ向けゲーム提供会社が個人投資家に注目される契機となったのは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントだ。「パズル&ドラゴンズ」のヒットで時価総額が右肩上がりに増え、昨年4月には一時、1兆円を超えた。こうした状況により、「スマホ向けゲームは、株価が100倍になるような夢を持てる業種として注目されるようになった」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)という。ガンホーの22日の時価総額は6681億円。