ネパールの企業とチベット航空合弁

2014.9.1 05:00

 中国チベット航空は8月中旬、ネパール企業と合弁会社「ヒマラヤ航空」を共同で設立することで合意、調印式がカトマンズ市で行われた。新たな航空会社は、2014年10月28日に最初の路線を就航させる予定で、当初は主にアジア路線を運航するという。

 ヒマラヤ航空は、チベット航空のほか、ネパールの投資会社ヒマラヤ・インフラストラクチャー・ファンド(HIF)、同国のイエティ・エアラインズの3社の共同出資で設立される。持ち株比率は、チベット航空が49%、他の2社が合計で51%となる。

 5年以内に欧州の航空機大手エアバスの「A320」系列の機体を15機導入する計画で、その後、市場の需要に応じて、ワイドボディー機導入を決める。投資総額は約10億~15億ドル(約1039億5000万~1559億2500万円)だという。

 HIFのパンデ主席は「ネパールと中国の企業が協力して新たな航空会社を作ることは、ネパールの航空業や旅行業の発展促進に有益だ。また、ビジネスと人の交流がより緊密となり、両国民の友情が深まることになるだろう」と語った。(中国新聞社)

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