中国東方航空は今月上旬、新しいビジュアル・アイデンティティー(VI)発表会を開催。新しいロゴマークやイメージカラー、シンボルマークおよびそれらを応用した新しいビジュアルイメージを正式に発表した。VIを踏まえたブランド戦略で企業のアップグレードを図り、国際的な経営能力を引き上げ、長期的なブランド競争力を構築する考えだ。
新しいロゴは従来デザインのメーンだった燕を残し、吉祥と従順を象徴させている。1980年代に一般的だった円形のマークを取りやめ、工業的な硬質のラインを採用した。
ロゴの新デザインは、流れるようなラインと、赤と青のイメージカラーで、東方航空(チャイナ・イースタン)の頭文字であるCEを組み合わせて軽やかに飛ぶ燕に見えるようにし、同社の進取の精神を表現した。
同社は昨年初め、全世界に向けて新規VIデザインを募集。34件のロゴデザインと56件の機体デザインの応募があり、審査を経て昨年9月に最終決定を行った。
同社が今月下旬に導入するボーイング777-300ER型機には新しいロゴマークが塗装される。(中国新聞社)