10日午後の東京株式市場は下げ幅が一段と拡大し、日経平均株価の前日比下げ幅は一時、500円を超え、1万7300円付近まで下落した。
午後1時50分すぎは、504円安の1万7308円まで下げた。11月27日以来、ほぼ半月ぶりの安値水準となった。
円相場が午後に円高に振れ、午後に一時1ドル=118円60銭台まで上昇する場面があり、投資家が嫌気した。
日経平均株価の寄り付きは、前日比190円安の1万7623円で、その後、値下がりが続いている。一昨日まで年初来高値圏で終値ベースで7連騰したことで、市場に過熱感が出ており、これを警戒。利益確定売りも進んでいた。