東京株、終値は244円安 一時500円超安から下げ幅縮小

2015.1.16 15:03

 16日の東京株式市場は大幅反落した。日経平均株価の終値は、前日比244円54銭安の1万6864円16銭。午後に一時下げ幅が500円を超えたが、円相場が1ドル=115円台から116円台半ばまで戻したことで、下げ幅を半分以下に縮小した。

 終値としては前日に大台の1万7000円に戻したばかりだったが、1日で割り込んだ。この日の取引時間中の安値は午後につけた516円安の1万6592円。昨年10月31日以来、2カ月半ぶりの安値水準となった。

 スイスの通貨当局がスイス・フランの対ユーロ上限を撤廃したことで急騰。これにあわせて円も大きく買われ、断続的に1ドル=115円台後半へと円高ドル安が進んだ。

 これと前日の米国株安が重なって、大きな値下がりが終日続いた。

 東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比12.87ポイント安の1363.73。東証1部銘柄のうち87%超の1615が値下がりして終了した。一時下げ幅が2000円を超えていたファーストリテイリングの終値は1575円安とするなど、値下がりした主力株の大部分は下げ幅を縮小して終わった。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。