日本木材輸出振興協会によると、2014年、日本から中国本土への木材輸出額は約68億円で、前年比96%増とほぼ2倍に拡大した。
14年の日本から海外への各種木材製品の輸出額は前年比45%増の178億円超と、過去10年ほどで最高だった。原木の輸出量は前年比97%増の52万立方メートルとなっている。
日本は森林資源が豊富で森林率(国土面積に占める森林面積の割合)が68.5%に上る。これはフィンランドやスウェーデンに次いで世界でも屈指のレベルだ。
同協会によると、過去2年間で日本の原木輸出は大幅に増加している。しかし日本の実際の木材輸出能力に比べればまだまだ少なく、日本の優良木材に対する海外市場の需要を満たすには程遠いという。(中国新聞社)