【飛び立つミャンマー】テイン・セイン氏再選が現実味 (2/3ページ)

2015.7.17 05:00

ミャンマーの67回目の独立記念式典で手を振るテイン・セイン大統領。大統領府も同大統領が健康上の理由で、再選を目指さないとした一部報道を否定。出馬の可能性を示唆した=今年1月、ネピドー(AP)

ミャンマーの67回目の独立記念式典で手を振るテイン・セイン大統領。大統領府も同大統領が健康上の理由で、再選を目指さないとした一部報道を否定。出馬の可能性を示唆した=今年1月、ネピドー(AP)【拡大】

 こうしたなかで、焦点となるのが次期大統領だ。NLDが比較第一党となる可能性は高いことから、スー・チー氏が自分に代わる大統領候補を出すかどうかが鍵だ。もしNLDから大統領が出なければ、USDP、少数民族政党、軍人議員などの話し合いにより、正副大統領が選出されることになる。その場合、正副大統領候補は、憲法上の資格要件さえ満たしていれば、議員である必要はない。そうした状況で、にわかに浮上してくるのがテイン・セイン氏だ。

 ◆連立政権も選択肢

 テイン・セイン氏は今月初め、日メコン首脳会議で来日した際に出席した日本ミャンマー協会主催の歓迎式典で「私は大統領になってからは、ミャンマー憲法で政治活動はできないため、国のためだけに働いてきた。国の安定のため、社会、経済の発展のため、国民全体のことを命をかけて努力している」と述べた。さらに、次期大統領への意欲を問われると、「国の事情、国民の希望によって、よく検討させていただきたいと思っている」と語り、条件がそろえば、再選を目指す考えを明らかにした。

 大統領は前日のNHKのインタビューでも同様の発言をしている。こうした発言は、ミャンマー国内に大きな波紋を広げた。とくに次期大統領に意欲を示し、そのためにスー・チー氏との共闘さえ模索してきたトゥラ・シュエ・マン下院議長はかねて、テイン・セイン大統領は再選を目指さないとしており、今回の発言には戸惑いを隠さないという。

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