【太陽の昇る国へ】新談話で日本の誇り取り戻せるか 幸福実現党党首・釈量子 (1/3ページ)

2015.8.14 05:00

有識者会議「21世紀構想懇談会」の座長・西室泰三日本郵政社長(左)から70年談話に関する報告書を受けた安倍晋三首相=6日、首相官邸

有識者会議「21世紀構想懇談会」の座長・西室泰三日本郵政社長(左)から70年談話に関する報告書を受けた安倍晋三首相=6日、首相官邸【拡大】

 --間もなく安倍晋三首相が「戦後70年談話」を発表します。12日現在、その内容は判明していませんが、村山談話などで用いられた「植民地支配と侵略」「心からのお詫(わ)び」といった表現が盛り込まれるかが注目されています

 安倍首相は新談話において、歴代内閣の歴史認識を踏襲しつつも、平和国家としての戦後日本の歩みにも触れ、未来志向に軸足をおいたメッセージを打ち出すとみられています。

 しかしながら、そのような玉虫色の談話を出したところで、歴史認識をめぐるわが国の名誉を回復することなど決してできないと申し上げておきたいと思います。

 わが党ではこの数カ月間、「『河野・村山談話』の無効を宣言し、自虐史観を一掃する『戦後70年談話』を求める署名」に取り組んできました。先月末には、全国から寄せられた約33万筆の署名を安倍首相宛てに提出しましたが、河野・村山談話の撤回など歴史認識の見直しを求める国民の声に真摯(しんし)に応えるべきです。

 本欄でも何度も指摘してきましたが、わが国を「先の大戦で残虐非道な侵略行為を繰り広げた犯罪国家である」とする東京裁判史観は、戦勝国側が流布した一方的な歴史認識にほかなりません。わが党の大川隆法総裁が「大川談話-私案-」で示しているように、「欧米列強の植民地支配から有色人種を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くとともに、わが国の正当な自衛権の行使としてなされたもの」とみるのが、大東亜戦争に関する公正な歴史認識だと考えます。

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