北京郊外の大興区にある亦荘経済開発区でこのほど、「中国スマート製造」ロボット創業投資(ベンチャーキャピタル、VC)大会の開幕式が行われた。主催者側は「今後、亦荘を中心に京津冀(北京市、天津市、河北省)一体化を進める“中国スマート製造”ロボット産業拠点が形成される」と強調した。
ロボット産業は、世界各国が製造業の競争力向上のために国家戦略とする重要産業だ。ロボット革命は「第3次産業革命」への入り口の一つであり、重要な成長分野でもある。
こうした中で同大会を開催した主催者側は「ロボット産業によって同開発区を、首都の戦略的新興産業をリードする、ハイテク製造業の中心エリアにし、世界的なレベルと影響力を持った成長拠点にしたい。政府指導、企業主導で産学官が連携した科学技術革新のサービス体系を形成し、良好なイノベーション環境を構築していきたい」と抱負を述べた。
開幕式では、「2025スマート製造産業連盟」「2025スマート製造ロボットVC基金」の設立も発表された。
新産業連盟は(1)政府指導と市場主導の原則を守る(2)現状に基づき、長期的観点で考える(3)重点分野を大きく進展させ、全面的に進める(4)自主発展と互恵協力-を原則とし、「創意、革新、創業による中国製造2025計画綱要の実践」というモットーを固く守り、各方面が連携しながらスマート製造の発展を促進していくことを誓った。(中国新聞社)