中国、過去5年の森林面積純増量“世界最多”

2016.1.21 05:00

中国四川省成都市の南西約200キロに位置する眉山市洪雅県にある瓦屋山国家森林公園。四季の風景が美しく自然生態保護もなされており、自然体験旅行の聖地になっているという(中国新聞社)

中国四川省成都市の南西約200キロに位置する眉山市洪雅県にある瓦屋山国家森林公園。四季の風景が美しく自然生態保護もなされており、自然体験旅行の聖地になっているという(中国新聞社)【拡大】

  • 雲南省普●市にあるコーヒー園に現われた野生のアジアゾウの群れ。上方の森林から降りてきたという=2015年6月(中国新聞社)●=さんずいに耳

 中国国家林業局によると、国連食糧農業機関(FAO)が発表した報告書「世界森林資源評価2015」で、2010~15年の間、中国は森林面積の純増量が世界で最も多かった国となっており、年平均で154万2000ヘクタール増加していたことが明らかにされた。

 この結果は、中国が積極的に取り組んできた緑化事業や林業改革、森林資源保護活動が結実したもので、世界的に続く森林資源の減少を食い止める上で大きな貢献を果たすと同時に、国際的な林業発展分野において重要な地位を築いたといえる。

 評価結果によると、15年の世界の森林面積は39億9900万ヘクタールで、陸地面積の30.6%を占める。このうち天然林の面積は37億900万ヘクタールで森林面積全体の93%に上るという。

 一方で、1990~2015年の25年間で世界の森林面積は1億2900万ヘクタール減少し、森林蓄積量にも減少がみられたという。しかし、年平均の純消失面積をみてみると、1990~2000年は726万7000ヘクタールだったが10~15年には330万8000ヘクタールに減っており、減少速度は明らかに失速していることが分かった。

 今回の評価結果では、(法令に基づき永続的に森林として維持するとされている)永久森林の面積変化に関する項目でも、中国が天然林の更新、人工林の増加などで世界的なモデルケースを樹立した点が指摘されている。(中国新聞社)

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