22日の東京市場では、午後1時45分ごろに外国為替市場で円相場が半月ぶりに1ドル=110円台に乗せる円安となった。これを受けて、東京株式市場は軟調から値上がりに転じ、日経平均株価の前日比上げ幅は一時200円に迫った。
22日の東京株式市場では前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が大幅反落。円相場も朝方から1ドル=109円台前半へと円高方向に振れていた。
週末の利益確定売りもあって、日経平均株価は午前は一時171円安の1万7192円まで下げるなど、大きく値下がりした。しかし午後に円相場が対ドルで今月6日以来の110円台に乗せたことで、株式市場でも再び買い注文が膨らんだ。
午後1時45分には199円高の1万7562円まで上昇した。取引時間中としては、2月2日(高値1万7864円)以来、2カ月半ぶりの高値水準となった。