環境省は27日、有識者会議を開き、国立公園を訪れる外国人客を増やすため5カ所程度を選ぶモデル事業で、各地の観光名所をパッケージにした観光庁の「広域観光周遊ルート」に組み込まれている地域を重視することを決めた。
モデル事業では、自然と伝統行事を組み合わせたツアーの企画を支援するほか、商業施設整備のための規制緩和についても検討する。来月にも実施箇所を選定する。
選定の際に有形、無形の文化財を観光資源と位置付け、文化庁が認定する「日本遺産」とセットで海外にPRできるかどうかも考慮する。観光立国に向けた他省庁の施策との連携を強めるのがねらいだ。
また、自然や伝統文化に配慮したエコツーリズムや、景観向上といった地元の取り組みも判断材料とする。
国立公園は全国で32カ所あり、来月にも「やんばる」(沖縄)が追加される。