中国外務省ウェブサイトによると、同省の洪磊報道官は今月初めの定例記者会見で、スイス・ジュネーブで6月30日に開かれた国際移住機関(IOM)の特別理事会で、中国の加盟申請が承認され、中国がIOMの正式加盟国になったことを確認した。
この中で洪報道官は「IOMは世界の移民分野における最も重要な政府間機構である。IOMに加入することは、移民に関する実務・管理面における国際社会の経験を中国が参考にし、中国の移民管理ならびに領事保護の能力を強化することに役立ち、中国の経済・社会の発展に役立つと同時に、移民問題のグローバルガバナンスに中国がより参加し、中国の知恵と中国の力をささげ、移民分野における国際協力が絶えず新たなステップアップを遂げるよう推し進める上でも役立つ」と表明した。(RP=東京)