
落選が決まり、記者団の質問に応じるおおさか維新の会の田中康夫氏=11日午前、東京都港区(三尾郁恵撮影)【拡大】
大激戦の末、最後の1議席にあと一歩届かなかった。おおさか維新の会元職の田中康夫氏(60)は、11日午前0時10分すぎにテレビで落選確実が伝えられると、東京・麻布十番にある選挙事務所に姿を見せた。さばさばした表情で、「人口が減少していく中で、地に足を付けた福祉や医療や教育の話を皆さまにした。理解いただいた方もいるが、現実にそういう社会に直面しないと想像できない方もいる」と選挙戦を振り返った。敗因については「さまざまな分析はあるかと思うが、議席を獲得できなかったのは事実」と肩を落とした。
一橋大在学中の昭和55年、「なんとなく、クリスタル」でベストセラー作家に。平成12年に長野県知事選に初当選すると、「脱ダム宣言」で名をはせた。その後、新党日本を立ち上げて代表に就任。参院議員を経て衆院議員になったが、24年の衆院選で落選した。