「ポケモンGO、寛容に見守って」 自民党の小林史明氏が異例の呼びかけ 地方創生や観光立国に寄与すると訴える

 自民党の小林史明情報・通信関係団体委員長は21日、間もなく日本国内で配信される見通しのスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」について「社会問題になるだろうが、寛容に見守っていただきたい」と述べた。所属する岸田派の会合で呼びかけた。

 小林氏は「色々な地域に人が出かけるモデルになっていく」と強調。自民党が目指す地方創生や観光立国化に寄与するとして、過度な規制は見送るべきだと訴えた。

 世界各国で大ヒットしているポケモンGOは任天堂などが開発。スマートフォンの画面を見ながら街中を歩き回り、架空の生物「ポケットモンスター」を集めるゲームだ。ただ、米国では事故やマナー違反が問題視されている。