
尖閣諸島の(手前から)南小島、北小島、魚釣島。周辺海域では中国船による挑発行為が続いている【拡大】
--終戦の日、安倍首相による靖国参拝は行われませんでした
中国や韓国を刺激しないようにとの“外交的配慮”なのでしょうが、こうした姿勢が中韓をつけあがらせていることは確かでしょう。国家の気概を示し得ない日本政府の姿勢は残念でなりません。
--慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、日本政府が韓国の財団に10億円を拠出することで決まりました
日本大使館前の慰安婦像の撤去も実現していないなかでの拠出合意です。「最終的かつ不可逆的な解決」といくら胸を張ったところで、韓国側には資金を賠償金と喧伝されるのがオチで、今後も、慰安婦問題が蒸し返され続けることを危惧します。そもそも「慰安婦の強制連行」は事実無根であることから、わが党は日韓合意は見直すべきとの立場です。
靖国参拝しかり、慰安婦問題しかり、近隣国が「歴史戦」を仕掛けるなか、日本を守勢に立たせているのが、自虐史観に基づく河野・村山両談話の存在です。昨夏の「戦後70年談話」も両談話の歴史認識を踏襲していますが、自虐史観談話の撤回なくして反転攻勢はできません。わが党として、引き続き歴史認識をめぐる日本の名誉回復に向けた活動に取り組む決意です。
--連日、中国が尖閣周辺の接続水域で示威活動を繰り広げていることを受け、今月9日、幸福実現党の沖縄県本部が翁長雄志県知事に対し、日本政府に中国への抗議を強く要請することなどを求める要請書を提出しました