NY原油、1カ月ぶり安値 一時、42ドル台

 16日のニューヨーク原油先物相場は反落し、指標の米国産標準油種(WTI)10月渡しが前日比0・88ドル安の1バレル=43・03ドルと約1カ月ぶりの安値水準で取引を終えた。

 イランの原油輸出量が経済制裁前の水準に近づいていると伝わったことが売りにつながった。イランやリビアなどの供給増も警戒された。

 外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇し、ドル建ての原油先物に割高感が出たことも材料視され、一時は1バレル=42・74ドルまで下落した。(共同)