第4回中国・中央アジア協力フォーラムが先週、四川省成都市で開幕した。テーマは「新しいシルクロード・モデルをつくり、多様な協力の基盤を構築しよう」で、中国や中央アジア5カ国から300人余りが出席、協力の方途を探った。キルギスのアブルガジエフ第1副首相は「中国とキルギスはエネルギーや農業分野で関係発展の余地が大きい」とし、有機農産物の輸入問題などを検討するよう中国に希望した。
中央アジアは石油や天然ガス、非鉄金属、水など天然資源が豊富。「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)建設に伴い、四川と中央アジアはエネルギーや交通、観光などの分野での協力が進展している。(中国新聞社)