ロゴや制服、小池都知事が見直し表明 東京ブランド検討会、「ピエロみたい」な制服も

「東京ブランドのあり方検討会」の冒頭であいさつする東京都の小池百合子知事=25日午前、東京都新宿区の都庁(福島範和撮影)
「東京ブランドのあり方検討会」の冒頭であいさつする東京都の小池百合子知事=25日午前、東京都新宿区の都庁(福島範和撮影)【拡大】

  • 第1回東京ブランドのあり方検討会で、終了後のあいさつをする小池百合子東京都知事(左)とコシノヒロコ委員=25日、東京都新宿区の都庁(寺河内美奈撮影)
  • おもてなし東京の制服が舛添知事の記者会見で発表された

 東京都は25日、有識者らによる「東京ブランドの在り方検討会」を設置し、都庁で第1回会合を開いた。舛添要一前知事時代に作成したロゴ・キャッチコピー「&TOKYO」の効果や、都の観光ボランティアの制服見直しについて議論した。

 小池百合子知事は会合で「東京の魅力を強力に発信したい。ロゴや制服をどう研ぎ澄ますことができるか考えていく」と述べた。有識者として参加したデザイナーのコシノヒロコさんは「(現在の制服は)着るとピエロみたいになる。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、上質なデザインができるとアピールするチャンスだ」と話した。

 都によると、ボランティア用の制服は、公募作品から若手デザイナーの案を採用。昨年6月以降、ポロシャツなど4種類、計3735枚を作り、約3015万円の費用がかかっている。