
受動喫煙ロゴマーク【拡大】
受動喫煙のない社会を目指そうと厚生労働省が募集していた「受動喫煙防止」のロゴマークに、長崎市のデザイナー、草野敬一さんの作品が選ばれ、14日、ロゴマークの発表と表彰式も丸ビルホールで開かれた。
応募総数は180点。草野さんの作品は、たばこの煙が立ち上る中、子供の顔が苦しい表情に変わるのをイメージし「かわいくて親しみが持てる一方、受動喫煙の不安が分かりやすい」(審査員)と評された。
審査員の1人、同省のいきいき健康大使でシンガーソングライター、平原綾香さんはビデオメッセージを寄稿。「他人が吸うたばこの煙を吸うことは、喫煙者がたばこのフィルター越しに吸う煙よりも身体に良くないことを知った」と述べ、「安心して暮らせる誇らしい日本が生まれるように、受動喫煙のない社会の実現を目指してがんばりましょう」と呼びかけた。
草野さんは「受動喫煙に困っている、特に子供たちの役に立てばうれしい」とあいさつした。