【高論卓説】まさに「電光石火の早業」 安倍総理訪米を手放しで評価する (1/3ページ)

2017.2.15 06:11

安倍首相とトランプ氏
安倍首相とトランプ氏【拡大】

「麻生-ペンス」ライン 長期政権効果発揮

 まさに「電光石火の早業」と言っていい。安倍晋三総理の訪米を手放しで高く評価したい。報道では、通常の首脳会談に加えて別荘に招待され、ゴルフや食事を共にして信頼関係を深めた点が強調されているが、実務的には以下の3つ、すなわち、(1)英国メイ首相の後塵(こうじん)は拝したが、各国に先駆けた首脳会談の実現(2)尖閣を含む日本防衛への米国のコミットメントの明示(3)麻生太郎副総理とペンス副大統領をトップとする経済対話の枠組みの確立-などが大きい。

 もちろん、イスラム圏7カ国からの入国禁止令など、内外で物議を醸す施策を打ち出すトランプ大統領にべったり寄り添うことが良いのか、と非難する声もある。そうした気分もあってか、異例の厚遇にもかかわらず、欧米のメディアでの扱いは小さい印象だ。

 ただ、経済産業省時代に資源・援助外交に何度となく携わった経験からは、外交にはリスクが付きもので、当該国での政権交代や、ひどいときにはクーデターによる失脚も覚悟しつつ、ばくち的に「張ら」ないと果実は得られない。現在の日本の地政学的位置づけからは、米中が接近して頭越しにアジア太平洋の秩序を決めることが最大のリスクであり、国益思考に徹して「トランプ氏への接近」に張り、信頼構築に成功したことは大きい。

最たる成果が「麻生-ペンス」ラインでの経済対話枠組みの構築

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