北朝鮮の石炭輸入を拒否 中国、水銀含有理由に

 中国浙江省温州市の検査検疫当局は13日、北朝鮮から運ばれた石炭について水銀の含有量が基準を超えているとして約1万6300トン分の輸入を拒否し、送り返す決定をした。地元紙、温州晩報(電子版)が17日までに伝えた。北朝鮮による12日の弾道ミサイル発射などと関連する措置かどうかは不明。

 温州晩報によると、輸入を拒否したのは総額約100万ドル(約1億1300万円)相当の無煙炭。北朝鮮から昨年10月に温州に運ばれ荷揚げされた。同紙は、基準に合わない石炭を使用すれば大気や土壌の汚染につながると説明し、輸入拒否は中国の環境を保護するためだと強調している。

 北朝鮮にとって石炭輸出は主要な外貨獲得源。国連安全保障理事会は昨年11月、北朝鮮の石炭輸出を年間で総額約4億ドルまたは総量約750万トンまでに抑える制裁決議を採択している。(共同)