上海で「史上最も厳しい」食品安全条例施行

　新中国成立以来、「史上最も厳しい」といわれる食品安全の地方法規、改正「上海市食品安全条例」が２０日、正式に施行された。これにより、上海市は民衆が強い不満を抱いている食品の安全問題をめぐり厳格な法律責任制度を構築する。新たに改正された上海市食品安全条例は２年近い歳月をかけ、社会の各方面の意見を広範に聴取した上で、今年１月の上海市人民代表大会（地方議会に相当）で承認された。「食品安全リスクのモニタリング・評価と食品安全基準」と「食品安全事故の予防と処置」の２章が加わり、章数は従来の６章から８章になった。条文数は６２条から１１５条に増加。そのうち５３条は全く新しい条文。５５条は従来の条文が修正された。（中国新聞社）