【専欄】シェアバイクに未来はあるか ノンフィクション作家・青樹明子 (1/2ページ)

2017.3.30 05:00

 長い冬が終わり、中国にも春がやって来た。外出の機会が増えるなか、北京などの都市で目に付くのは白や黄、青や橙色などの自転車だ。今最もホットとされるシェアバイクである。

 使い方は簡単だ。まずは実名で登録し、電子マネー経由で、専用アプリにチャージする。車体に貼られた2次元コードを読み込むとロックが解除されるので、そのまま使用すればいい。使い終わったら任意の場所に停めておけば回収してくれる。料金も1時間につき1元(約16円)と安価である。

 数年来、中国都市部の交通渋滞は異常なほどの様相を呈している。幹線道路は“駐車場”と化し、流しのタクシーは拾えない。地下鉄もラッシュ時になると、改札にたどり着くまで小一時間かかることもある。

 --こんなことなら、自転車の時代のほうがよかった…。

 と人々が思い始めたころにシェアバイクは登場した。2016年末の時点で、その台数は1886万台だったが、17年末には5000万台を超えるだろうと予測されている。大手のofoは「3カ月で218%成長を実現させる」と豪語していて、今年は1000万台を新たに投入する。サービスを提供する範囲も、国内100の都市に及ぶようだ。

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