稲田防衛相に「集中砲火」 PKO日報問題、奇抜服装で信頼失墜 監察結果公表も遅れる (1/4ページ)

記者会見中に厳しい表情を見せる稲田防衛相=21日午前、防衛省
記者会見中に厳しい表情を見せる稲田防衛相=21日午前、防衛省【拡大】

 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題に関する防衛省の特別防衛監察について、稲田朋美防衛相が調査対象になるとの認識を示した。制度上、稲田氏は監察の対象外で、異例の対応となる。稲田氏は陸上自衛隊が保管していた日報の電子データ隠蔽(いんぺい)に関与していないと強調するが、混乱の背景には稲田氏がこれまでの言動で防衛省・自衛隊内の信頼を失ったこともある。

 菅氏は記者会見で「防衛監察本部から求めがあれば、稲田氏ら政務三役が協力することになる」と述べた。

 菅氏は会見で稲田氏の資質を問われ「責任を果たしている」と擁護したが、振り返れば稲田氏は昨年8月3日の防衛相就任直後から混乱を巻き起こしてきた。

 稲田氏は8月中旬に自衛隊の部隊視察のため外遊し、自身が例年行ってきた終戦の日の靖国神社参拝を見送った。外遊の出発時に派手なサングラスと野球帽というリゾートルックで空港に現れ、周囲をあぜんとさせた。その後も奇抜な服装が目立ち、防衛省関係者は「服装を改めるよう進言しても聞き入れられなかった」とため息を漏らした。

「あなたたちは司法試験にも受かっていない」