中国外務省ウェブサイトによると、中国の王毅外相は25日、マニラでフィリピンのカエタノ外相と共同記者会見に臨んだ際、フィリピンの反テロ闘争に関して「(中国は)これまでのフィリピン側への武器装備の提供や難民の落ち着き先(の手配における)支援を基礎として、(ミンダナオ島)マラウィの民衆の落ち着き先(の手配)や戦後復興のために使われる2000万元(約3億2900万円)相当の緊急支援物資を新たにフィリピン側に提供したいと考えている」と表明した。
王外相は「中国はフィリピンの最大の隣国として、フィリピンの国家の発展・振興の道において最も誠実かつ最も恒久的な協力パートナーになりたいと考えている」などと述べた。(RP=東京)