カンボジア、地方選で野党躍進 評議会の勢力が10倍に 与党、下院選に危機感 (1/2ページ)

カンボジア人民党の選挙集会で演説するフン・セン首相=6月2日、プノンペン(共同)
カンボジア人民党の選挙集会で演説するフン・セン首相=6月2日、プノンペン(共同)【拡大】

 6月4日のカンボジア地方評議会(議会)選挙で、最大野党カンボジア救国党が大きく躍進、2018年の次期下院選で勝利し、長期政権を維持したいフン・セン首相の与党カンボジア人民党に陰りがみえ始めた。政権は野党への締め付けを強め、勢いをそごうとしているが、シナリオ通りに事が運ぶかは不透明だ。

 ◆長期政権への批判

 日本の町や村に当たる計1646の行政単位の評議会議員(計1万1572人)が比例代表制で選ばれた。6月25日に発表された公式結果によると、救国党が第1党となった評議会の数は489で、前回12年に前身の2つの党が獲得した40の10倍以上に増えた。人民党は全体の7割に当たる1156評議会で第1党となったが、前回の1592を大きく割り込んだ。

 首都プノンペンや北西部シエムレアプ、首相の地元コンポンチャム州など都市部では、野党が第1党となった評議会の数が与党を上回った。連立政権時代を含むと30年以上に及ぶフン・セン長期政権に対する批判が、特に都市部で高まっている結果とみられる。

 与野党は今回の地方選を次期下院選の前哨戦と位置付け、激しい選挙戦を展開した。特に13年の前回下院選で救国党に大幅な議席増を許した人民党は、首相自ら過去の選挙戦で控えていた街頭演説を行い「カンボジアに平和と安定をもたらしたのは人民党だ」と訴えた。

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