中国中央テレビによると、吉林省長春市と内モンゴル自治区ヒンガン盟ウランホト(烏蘭浩特)市を結ぶ高速鉄道である長白烏鉄道が8日、正式に開通した。
同鉄道は全長412キロ、運行時速は160キロで、複線・電化された旅客・貨物用の1級鉄道となっている。長春を出発しウランホトに至るまでに25の駅があり、長春から松原(吉林省)、白城(同)を経由し、吉林省と内モンゴル自治区の沿線都市をつないでいる。
内モンゴル自治区で、自治区の境界をまたぐ高速鉄道の路線はこれが初めて。開通後は長春市から白城市までがこれまでの4時間余りから2時間40分に短縮された。(RP=東京)