関電社長、首都圏参入を表明 3年で10万件獲得を目標
会見する八木誠・関西電力社長=20日、東京都千代田区(佐藤克史撮影)
関西電力の八木誠社長は20日、会長を務める電気事業連合会の定例記者会見で、検討中だった首都圏での家庭用電力販売について「今年度上期中のできるだけ早い時期に開始したい」と述べ、近く参入する方針を明らかにした。料金・サービスなど詳細について詰めている最中で、月内にも首都圏プランを発表する。首都圏市場に参入する地方の大手電力は関電で7社目。
電気使用量が多い家庭を主な対象に「3年で10万件の契約獲得を目指す」とした。営業基盤のある異業種との協業などを進め、販売態勢が整ったと判断した。
関連記事